病院の管理栄養士になるまで②

管理栄養士

保育園では120人分の食事、更にアレルギー食、おやつ2回分をほぼ1人で作っていました

離乳食をつくる当番の日は、作った後に教室まで行き、子どもたちに食べさせるところまで

離乳食を食べている赤ちゃんって何て可愛いんだろうと、離乳食当番の日はいつも癒されていました

でも毎日毎日目がまわる忙しさ

止まってる暇がない程忙しかったですが、ここで働いたことで下手だった料理が人並みになりました(笑)

苦手を克服するためには、やっぱり毎日やることが一番の近道ですね



私がまだ就職して一週間程の頃、慣れない大量調理に手間取り、時間に追われて焦って作った昼食が自分でも納得のいかない仕上がりになったことがありました

すると、子どもは正直で、いつもおかわりに来る子たちが来ないのです

その時子どもたちに対して申し訳なく思うのと同時に、深く深く反省しました

このことが、教えられたことをこなすことで精一杯だった私がふと立ち止まるきっかけになりました

子どもたちの3食のうちの1食が私に任されている

それって責任重大だということ

この毎日の1食を積み重ねていったら、この子たちは私の作った食事を卒園までに何食分食べるのだろうと

日々目まぐるしい成長を遂げる子どもたち

これから心身共に成長していく上で栄養バランスの整った食事は欠かせないもの

そして美味しい食事を一緒に食べることで築かれていく友達との人間関係

“大切な時期の子どもたちに私は食事を作っている”

その自覚が芽生えた日でした

この記事を書いた人

mei
mei
はじめまして。
大阪出身のmeiです。
30代の管理栄養士で、保育園→クリニック→病院で勤務経験があります。
更に"食"の道を追求するため野菜ソムリエの資格を取得し、フリーランスとして新たな道を歩もうとしていた矢先に、産婦人科での検査で問題が見つかり不妊治療をすることに。
今は体外受精の治療に専念しつつ、野菜ソムリエプロの資格を取得するために勉強中です。
このブログでは、食、野菜ソムリエの試験対策、そして不妊治療について書いていきたいと思っています。

〜食で人生に彩りを〜mei

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