妊婦コロナ感染 day3-1

新型コロナウイルス

朝起きたら少し喉が痛いけど、それ以外の症状は何もない

朝ごはんのクリームパンは味が全くしない

キウイはかろうじて味がわかる程度

自分が思っている以上に味覚障害が自分を追い詰める

自分がコロナ患者であることを痛感する

朝から私の両親や姉妹が心配して連絡をくれた

心配かけて申し訳ない気持ちになったけど、家族と連絡をとっていると、不安な気持ちが少し和らいだ

そして嬉しいことに、看護師さんがテレビカードを買ってきてくれることになった

私が渡したお金は、ペーパータオルの上に一旦乗せて消毒

それを袋に入れて買いに行ってくれた

ついでにコンビニで、何か買ってきてあげるよと言ってくれたから、プリンを頼んだ

プリンを食べたら味がしなくてまたショックを受けるかもしれないけど、とりあえず甘いものを食べて、昨日からずっとモヤモヤしている気持ちを落ち着かせたかった

買ってきてもらったプリンをさっそく食べてみると、味覚障害になってから食べたものの中で1番ハッキリと味が分かった

凄く嬉しい気持ちになった

ただプリンが美味しかっただけでこんなにも心が救われた

私はお腹の赤ちゃんのために気を張っているだけで、本当はコロナになったことが悲しくて悲しくて堪らないのだと気がついた

でも気持ちで負けないようにまた悲しい気持ちは心の奥底にしまう

熱も平熱、血圧も問題なし、酸素飽和度も問題なかったので、病院側から退院を提案された

病院からは、”特に症状もないので、入院する必要がありません。それでも入院したかったらこのままいてもいいし、家の方が落ち着くなら退院してもいいですよ”と

正直、家の方が落ち着くのは落ち着くけど、病院にいる方が安心だと思った

たしかにこの隔離生活は不便で不安で一人で怖くてどんどん追い詰められていくけど…

赤ちゃんのことを考えると、入院してる方がいいと思った

家族も同じ考えだったから、このまま入院させてくださいとお願いした

私が入院していると、私のお世話をしてくれている看護師さん達に感染させてしまうかもしれないというリスクもあり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、家に帰る勇気もなかった

1番大事なのは赤ちゃんを無事に産むこと

これから何が起こるか分からないからこそ、すぐに診てもらえる環境に身を置いておきたかった

私の入院は継続することになった

これは本当に正しい判断だったと、この後心から思うことになる

そして、この時もし家に帰っていたらと思うと、恐怖でゾッとする

この記事を書いた人

mei
mei
はじめまして。
大阪出身のmeiです。
30代の管理栄養士で、保育園→クリニック→病院で勤務経験があります。
更に"食"の道を追求するため野菜ソムリエの資格を取得し、フリーランスとして新たな道を歩もうとしていた矢先に、産婦人科での検査で問題が見つかり不妊治療をすることに。
今は体外受精の治療に専念しつつ、野菜ソムリエプロの資格を取得するために勉強中です。
このブログでは、食、野菜ソムリエの試験対策、そして不妊治療について書いていきたいと思っています。

〜食で人生に彩りを〜mei

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