2回目の採卵

不妊治療

一周期お休みして、2回目の採卵周期に入ろうと思った時

内診してもらうと、卵胞が左に1つ見えていて、右は1つも見えていませんでした

この調子だと、自己注射を始めても卵胞は前回程増えないだろうということで、この周期も見送り

こうやってどんどん時間が経っていくことへの焦り

この治療を始めてから一ヶ月が物凄く貴重に感じます

そして迎えた次の周期

内診してもらうと、卵胞は左に1つ、右に2つ、合計3つ見えていました

前回採卵周期に入る時は、自己注射を始める前に左右で5つ卵胞が見えていたので、それに比べると少し少ない

先生の話では、AMHが低い低くないに関わらず、自己注射で刺激しても物凄く増えるということはなく、だいたい3つ、4つ増える程度。とのこと

でも人間の体のことだから、もっと増えることもあるだろうし、こればっかりはやってみないと分からないよ。とも

採卵には本当にお金がかかるため、前回と同じくらいの数を採卵できる時にもう一回やりたいという思いはありましたが、そんなこと言ってると、いつ次採卵できるか分からない…

お金ももちろん貴重だけど、時間はもっと貴重

だから時間を無駄にしないために、採卵周期に入ることにしました

注射を持ち帰り、家で毎日打つ

あー

またこれが始まった…と憂鬱な気持ちと、卵胞増えろ増えろーそのため頑張るぞーという前向きな気持ち

ちゃんと増えてくれるか毎日不安

でも、頑張ったおかげで、最終的に卵胞は6個も増えてくれて、合計で9個になりました

こんなに増えることもあるんだなぁと…

ただ左と右の卵巣で、卵胞の育ち方に差があり、大きくなってるものはもう採卵できるくらいの大きさはあるのに、小さいものはギリギリ10mm超えているくらい

これを育てるために、前回よりも2.3日長く自己注射を継続しました

自己注射が長いとその分体もしんどくて

早く採卵したい!早く卵子取り出してー!と毎日思ってました

そして一度経験した採卵の痛み

知っているからこそまたあの痛みに耐えないといけないと思うと怖い

でも自分しかする人いない!やるしかない!頑張れ!と自分を励まして当日を迎えました

手術室に入り、前回と同様心電図とかもつけて、麻酔開始

あーー、この痛み!そうだった!この痛み!

やっぱり耐えがたい…

ひたすらこの辛い時間が早く終わるように願ってました

そして、採卵が終わると、この日することを予定していた慢性子宮内膜炎の検査にそのまま移行

たぶん内膜を採取しているんだと思いますが、痛すぎて意識飛びそうでした

なんで不妊症関係の検査はこんなにも痛いのばかりなのか…

検査も終わり、ベットで少し横になり、診察室へ

なんと、9個採卵できた!

嬉しいー…

頑張った甲斐があった!

あとはうまく受精することを祈るのみ

そして3日後、病院から経過のメールが届きました

9個とれた卵子を、4個体外受精、5個顕微授精に分けましたが、受精したのは体外受精で2個、顕微受精で3つでした

顕微授精に振り分けた5つのうち、2つは未成熟卵と変性卵だったらしく使えなかったそう

だから実質3つ顕微受精してもらって、3つ受精したとのこと

そして受精した5つをそのまま培養継続していただき、胚盤胞になったのは4つ

顕微受精の方の3つは全て胚盤胞になり、体外受精の方は1つ胚盤胞になりました

今回の採卵で私の場合、受精率、胚盤胞到達率、そしてできた胚盤胞のグレード、どれをとっても顕微受精の方が成績がいいことが分かりました

こうなってくると、なんで採卵できた9個全て顕微受精にしてくださいって言わなかったんだろういう後悔

正直物凄く後悔しました

もともと、今回は全部顕微受精にしてもらおうと決めてたんですが、先生から1回目の採卵の結果を見る限り体外受精も顕微受精も成績は変わらないよと言われたので、体外受精に4つ、顕微受精に5つ、振り分けました

でも予定通り、全部顕微受精にしてくださいって言えばよかった

なんで言えなかったんだろうと…

モヤモヤした気持ちがなかなか消えませんでした

でも、全ての出来事はなるべくしてこうなった

こうなったのには何か意味がある

これでよかった

と今は思っています

この治療をしていると、あの時こうしていればもっといい結果でたのかな…とか思ってしまうことたくさんありますが、そうやって自分を責めても何も変わらない

全てはなるべくしてこうなった

と、今は思うようにしています

2回の採卵で、胚盤胞7個、8分割胚1個、合計8個凍結することができました

もう一回採卵してから移植することも考えましたが、とりあえず2〜3個移植してみることにします

それでも妊娠できなかった場合、もう1度採卵する予定です

そして、移植する前にERPeak検査をします

それが終わったらいよいよ移植!

不安と期待が入り混じってます

この記事を書いた人

mei
mei
はじめまして。
大阪出身のmeiです。
30代の管理栄養士で、保育園→クリニック→病院で勤務経験があります。
更に"食"の道を追求するため野菜ソムリエの資格を取得し、フリーランスとして新たな道を歩もうとしていた矢先に、産婦人科での検査で問題が見つかり不妊治療をすることに。
今は体外受精の治療に専念しつつ、野菜ソムリエプロの資格を取得するために勉強中です。
このブログでは、食、野菜ソムリエの試験対策、そして不妊治療について書いていきたいと思っています。

〜食で人生に彩りを〜mei

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