不妊治療専門の病院で受けた検査は
尿検査
血液検査
感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、風疹、淋菌、クラミジア、HIV、梅毒)
甲状腺
黄体化ホルモン
卵胞刺激ホルモン
プロラクチン
抗ミュラー管ホルモン
精子不動化抗体
血中エストラジオール
子宮頸癌検診
卵管造影検査
ザッとこんな感じです
主人の感染症検査と精液検査(前医の時よりも更に詳しいもの)の費用も全て合わせて検査費は約10万円程度
高い…お会計の度に心にズシっときます…
まずは、私がずっと憂鬱だった卵管造影検査ですが、もちろん痛い。痛いんですけど、とっても検査時間が短かった!
内診台の上でまずは、造影剤を流す準備をするため、子宮内にバルーンカテーテルを固定(これ本当に痛い)
その後、まさかのレントゲン室まで歩かされる…
痛いのに歩くなんて拷問
そしてレントゲン室で造影剤を流しながらモニターで確認
造影剤を流し始めると更に痛み増強
痛みに耐えていると、先生が
「もうすぐ終わります」と。
心の中で、絶対嘘!だって今までの卵管通水検査、長かったもん!
と思っていると本当に1〜2分くらいで終わりました
通水検査と痛みは一緒だけど、時間は驚く程短い!これは先生の腕なのか?何件も検査をこなしているから先生の手技がうま過ぎてこんなにスムーズに終わったのか?
とにかくこういう検査は、検査に慣れている先生にやってもらった方が自分の苦痛も少なくなるということが分かりました
検査結果は、卵管は両方とも通っているということで一安心
でも検査が終わった後の腹痛…なんて痛いんだろう
痛みに耐えていると診察室に呼ばれました
この日は前の週に行った検査の結果を聞くことになっていたので、検査を受けた日からずっとドキドキしていました
何もありませんように、何も問題が見つかりませんように…と。
診察室に入り、先生から検査結果のお話
ある一つの項目を除いて、全て問題なし
問題があった項目は、抗ミュラー管ホルモン(AMH)の検査
これは卵巣予備能の目安となる評価指標
卵巣予備能とは、卵巣の中にあとどれだけ卵子が残っているかの目安になります
私はこのAMHの値が0.7ng/mlでした(30歳であれば通常4.0ng/ml以上とのこと)
先生からは、「非常に良くない数値です。これは40代後半の人と同じくらいの数しか卵子が残っていないということです。通常体外受精は、タイミング法や人工授精でも妊娠できなかった人も体外受精を行えば大体は妊娠できるというストッパーになりますが、あなたの場合は体外受精を行っても取れる卵子が少ないので、何回も採卵を繰り返して取り溜めるところから始めないといけません。あなたと同年代の人が一回で20個とれるところ、あなたは一回に1個か2個くらいしか取れない可能性が高いので、同年代の人と同じ数だけ卵子を取ろうと思ったら何ヶ月もかかるということになります。よって、あなたの場合は体外受精が最後のストッパーにならない、成功しづらいということになります。」と説明を受けました
もう頭の中は真っ白
まだ30歳なのに、卵子の数は40代後半の人と同じくらい?なんで?なんでそんなに数少なくなったの?私のせい?私の生活習慣が悪かった?何かした?
先生に原因を聞いても「原因は不明です」と。
なんでこんなことになったんだろう
先生の説明がもう頭に入ってこない
もうダメかもしれない
もう子ども産めないかもしれない
診察室で泣きそうになるのを何とか我慢して、待合室にいる主人のところへ戻りました
そして今先生から聞いたことを言おうとしたけど、涙がポロポロでてきて上手く説明できない
でも何とか自分が聞いたことを話して少し冷静になり、さっき聞けなかった疑問を聞くため主人と一緒にもう1度診察室で先生とお話する時間を作ってもらいました
主人が先生に「AMHは体調に左右されますか?誤差はないですか?」と質問すると、先生は「誤差はないです」と。
誤差はないのか…じゃあ本当に私はもう卵子がほとんどないのか…
そして更に先生が、「AMHは卵子があとどれくらい残っているかがわかるだけで、あくまで数の話です。質はまた別問題です。卵子の質は年齢に相関します。なので、妊娠率は同年代と変わりません」と。
それだけがまだ救い…
その後、聞きたいことを聞いて、診察室を出ました
検査結果がショックすぎて、お会計を待っている間も何も考えられませんでした
主人の検査は何も問題なかったのに…
私にだけ問題がある
子どもができなかったら私のせい
私の責任
主人は付き合っている時から結婚したら子どもが欲しいと言っていました
親戚の子ども達とも凄く楽しそうに遊んでいる姿を見てきたし、主人が子どもが大好きなことを分かっているからこそ、余計に辛い
そして、もう1つ心をザワザワさせること
それは、この病院の先生
今日説明を受けた先生に会うのは私は2回でしたが、初めてあった時からとても高圧的な態度の先生で、少し苦手だなと思っていました
でもこの日、とてもショックな事実を突きつけられた上に、先生は変わらず高圧的で、質問に答える時も面倒くさそうで、こちらが話している時に被せるように話して遮ってきたり、ただでさえ悲しくて落ち込んでいる時にこの先生の態度が耐えられませんでした
不妊治療という、体力的にも精神的にも辛い治療、せめて先生は信頼できる方に診てもらいたい
ただそう願うだけなのに…
なかなか自分が納得して通院できる先生に出会えないことも、心の負担になっていきました
この日は、造影検査のお腹の痛みに加え、心も重たくて、帰り道に涙が止まりませんでした
この記事を書いた人
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はじめまして。
大阪出身のmeiです。
30代の管理栄養士で、保育園→クリニック→病院で勤務経験があります。
更に"食"の道を追求するため野菜ソムリエの資格を取得し、フリーランスとして新たな道を歩もうとしていた矢先に、産婦人科での検査で問題が見つかり不妊治療をすることに。
今は体外受精の治療に専念しつつ、野菜ソムリエプロの資格を取得するために勉強中です。
このブログでは、食、野菜ソムリエの試験対策、そして不妊治療について書いていきたいと思っています。
〜食で人生に彩りを〜mei
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